政府の発した神仏分離令が、廃仏毀釈運動に発展。
全国の寺院が取り壊されて霊脈が乱れ、禍憑が発生しやすくなる。
寺で育てられていた少年・宗太が廃仏毀釈運動の被害に遭い、親代わりの住職と住処を失う。
1875
政府が廃刀令に合わせて巫剣たちに武力解除を要請。
それを受け、巫剣たちによる百華の誓いが結ばれる。
巫剣・村雨が宗太と出会う。
御華見衆幹部が各地の拠点を改装。
表向きは商いを営みつつ、陰で有事に備え続ける。
百華の誓いに応じない巫剣に強硬策が取られ、宗太を残し村雨のみが連行される。
1892村雨を追って御華見衆に入隊していた宗太が、捕縛されていた村雨を連れて御華見衆から離脱、逃亡。
1893
関ヶ原に流れ着いた宗太が凶禍の影響を受けてこの地の封印を解き、燃えたぎる復讐に身を焦がす“鬼”となる。
阿修羅丸を名乗る彼に呼応するかのように禍憑が活性化。
七星剣が、百華の誓いを機に全国へと散った巫剣を東京に召集。
巫剣たちが再び立ち上がる。
若き巫剣使い・小次郎が巫剣・三十二年式軍刀甲と出会う。
二人は、御華見衆と阿修羅丸一派・禍憑が火花を散らす時代のうねりへと身を投じていく。